保険料を安くする方法から保険の選び方まで徹底解説!自動車保険マニュアル。

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40代の自動車保険の選び方 - 保険料の相場は?おすすめの保険会社はどこ?

40代の自動車保険の相場は、20代・30代の頃と比較すると極端に安くなります。ただし、お子さんが運転免許を取得して運転するようになる年代でもあるため、補償内容を充実させながらも節約を図ることがポイントです。

そこで今回は、40代の自動車保険の選び方、保険料の相場、おすすめの保険会社、保険料を節約する方法について、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

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40代の保険料の相場とは?

ここでは、実際の見積もり結果を見ながら、新規契約、継続契約(20等級)の保険料の相場について、詳しく見ていきたいと思います。

新規:見積もり条件

●年齢:40歳
●都道府県:東京
●免許の色:ブルー
●走行距離:5,000km以上10,000km未満
●ノンフリート等級:6等級

排気量:車種 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
660cc以下:アルト
33,040円
44,010円
55,820円
661cc~1500cc以下:フィット
45,380円
61,430円
79,360円
1501cc~2000cc以下:トヨタ プリウス
40,470円
58,790円
80,840円
2001cc~2500cc以下:レガシィ
36,540円
52,710円
73,310円
2501cc以上:エルグランド
42,250円
64,910円
91,160円

車両保険なしと車両保険あり(一般)の保険料を比較すると、おおよそ3万円~4万円ほど異なることが分かります。

20代や30代で新規契約をした場合、もう少々高くなる傾向にあるため、40代は新規加入でも比較的安いといえそうです。

継続:見積もり条件

●年齢:40歳
●都道府県:東京
●免許の色:ゴールド
●走行距離:5,000km以上10,000km未満
●ノンフリート等級:20等級

排気量:車種 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
660cc以下:アルト
16,220円
21,290円
25,730円
661cc~1500cc以下:フィット
20,630円
27,390円
33,960円
1501cc~2000cc以下:トヨタ プリウス
18,310円
26,440円
33,720円
2001cc~2500cc以下:レガシィ
17,640円
25,050円
31,660円
2501cc以上:エルグランド
19,350円
28,790円
37,710円

続いて継続契約した場合ですが、20等級・ゴールド免許の場合、車両保険を付けたとしても3万円台に収まる結果となりました。

以上のことから、40代の保険料は基本的に安くなるものの、高い等級を維持することが節約につながるといえます。

40代の自動車保険の選び方とは?

自動車保険の相場が分かったところで、今度は40代の自動車保険の選び方について解説していきます。

子供が運転を始める際に抑えておきたい4つのポイント

子供の年齢に合わせて年齢条件を『全年齢補償』へ変更する

40代の場合、『30歳以上補償』もしくは『35歳以上補償』となっているケースがほとんどです。

運転者の年齢設定は、運転をする方の中で最も若い方の年齢に合わせる必要があるため、お子さんも運転をする場合は、年齢条件を『全年齢補償』へ変更しましょう。

運転者限定条件を家族限定へ変更する

40代の場合、運転者限定の設定が『本人限定』もしくは『本人・配偶者限定』となっています。このままの状態では、同居しているお子さんが運転をした際に補償されないため、『家族限定』へ変更しましょう。

『35歳以上補償』から『全年齢補償』へ変更すると保険料はどのくらい違う?

年齢条件の設定は、全年齢補償、26歳以上補償、30歳以上補償、もしくは35歳以上補償の4区分となっています。30歳以上補償、35歳以上補償のどちらを扱っているかは、保険会社ごとで異なるものです。

この項では、35歳以上補償から全年齢補償へと変更した際の、保険料の違いについてみていくことにしましょう。今回は、そんぽ24の見積もりツールを使用して、保険料を算出しました。

見積もり条件

●免許の色:ゴールド
●車の排気量:661cc~1500cc以下(フィットで試算)
●ノンフリート等級:20等級

排気量:車種 再若年運転者 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
「本人のみ」または
「夫婦のみ」運転
35歳以上
(35歳以上補償)
17,030円
31,590円
50,560円
家族のみ運転
20歳以下
(全年齢補償)
51,630円
88,450円
141,470円

運転者の範囲を家族限定、年齢条件を全年齢補償へ変更した場合、保険料が2倍以上異なる結果となりました。他社でも同様の傾向が見られるため、35歳以上補償から全年齢補償へ変更すると、かなり保険料は上がるといえそうです。

自分の等級を子供へ引継ぐことはできるか確認する

同居しているお子さんが新しく車を購入する場合、両親のいずれかが加入している自動車保険の等級を譲ることができます。車両入替などの手続きが必要となるため、お子さんの車の納車日に合わせて手続きを済ませておきましょう。

なお、両親のいずれかがお子さんへ等級を譲ったあと、引き続き運転をする場合は、新規で保険へ加入する必要があります。

新規で加入すると6等級スタートとなりますが、年齢条件や運転者限定などの割引が利用できるため、お子さんが新規加入したときよりも、家族全体の保険料を節約することが可能です。

自分、もしくは配偶者しか運転をしない場合に抑えておきたいポイント

自分、もしくは配偶者しか運転をしない場合、運転者の範囲を『本人・配偶者限定』にすることで、保険料を節約することが可能です。その場合、年齢条件に関しては、夫婦のうち年齢が若い方に合わせることになります。

同乗する妻、子供への補償は手厚い条件へ変更する

40代以上の場合、家族で車に乗って出掛ける機会が増えることがあります。そのため、家族、家族以外の同乗者への補償を厚くしておくようにしましょう。抑えておきたいポイントは、以下の2点です。

補償内容を充実させても40代の保険料は安い

40代は事故率が低いこともあり、どの保険会社も保険料は安い傾向にあります。お子さんがまだ運転をしないのであれば、補償内容を充実させても、極端に保険料は高くなりません。

『人身傷害保険』、『搭乗者傷害保険』の補償内容を見直す

人身傷害保険と搭乗者傷害保険は、自分や家族、同乗者が自動車事故でケガをした場合、もしくは死亡・後遺障害を負った場合に補償される保険です。

家族で出掛ける機会が多い方、子供を送迎する機会が多い方、子供の友達を乗せる機会が多い方、車を頻繁に運転する方などは、人身傷害保険の補償額を高めに設定しておきましょう。

補償額は、3,000万円から無制限までとなっているケースが大半です。3,000万円と無制限の保険料の差は約8,000円前後であるため、たとえ無制限に設定したとしても、極端に保険料が高くなることはありません。

搭乗者傷害保険に関しては、あくまでもケガや入院をした場合の補償を厚くしたいときに加入する保険ですので、生命保険や医療保険へ加入している方は必須ではありません。

保険料を安くする9つのポイント

40代以上の方が自動車保険を安くするためには、以下の9つのポイントがあります。

1. 『35歳以上補償』のある保険会社を選ぶ

現在『30歳以上補償』となっている方は、『35歳以上補償』を設定することができる保険会社へ乗り換えることで、保険料が安くなることがあります。

35歳以上補償を扱っている保険会社は、あいおいニッセイ同和、損害ジャパン日本興亜、そんぽ24などが該当します。見積もりを比較した上で検討してください。

2. 子供運転特約の利用を検討する

子供特約とは、子供が運転する際に、子供の年齢条件のみを別途設定することができる特約です。年齢条件の設定を全年齢補償へ変更する必要がないため、保険料を大幅に節約することができます。

ただし、2017年8月現在、セゾン自動車火災しか扱っていません。セゾン自動車火災への乗り換えを検討している方、もしくはすでに加入している方は利用してください。

3. 年間走行距離の設定をチェックする

車を使用する頻度が変わると、おのずと走行距離も変わるため、設定を見直すようにしましょう。走行距離の設定は、保険会社によって『過去1年の走行距離』、『予想走行距離』の2パターンに分かれます。注意したいのは、予想走行距離を申告する場合です。

ソニー損保のように、走行距離が1,000km以上少なかった場合は、翌年の更新時に差額分が割引されることもありますが、他社の場合は割引されるとは限りません。事前に内容を把握した上で、適切な走行距離を申告するようにしましょう。

4. 安全装置による割引サービスの利用を検討する

複数の安全装置が搭載されている自動車は、事故率が低い傾向にあるため、安全装置搭載車を対象とした割引が適用されるケースがあります。

安全装置とは、たとえば追突軽減ブレーキ、レーンキーピングアシスト、横滑り防止装置などのことです。契約車両の安全装置の種類を確認し、適用される安全装置割引はないかチェックしましょう。

5. 車両保険の補償内容を見直す

車両保険は市場評価額で保険金が変動するため、車両の市場評価額が高い場合は、車両保険の一般型へ加入することをお勧めします。その際、免責を高く設定することで、保険料を10%ほど抑えることが可能です。

逆に、車両の市場評価額が低い場合は、事故で車両保険を使ったとしても、あまり多くの保険金は支払われません。

そのため、自損事故、当て逃げの補償にこだわらない方や、少額の修理代は自腹で支払う方は、車両保険のエコノミー型へ加入するのも一考です。

6. いらない特約は外す

自動車保険の更新時に、契約内容を見直さないまま過ごしてきた方は、付帯されている特約をチェックしましょう。場合によっては、1万円ほど保険料が安くなることがあります。判断に迷った際は、保険会社へ相談した方が安心です。

7. ゴールド免許割引の利用を検討する

加入している保険会社でゴールド免許割引を扱っている場合は、必ず利用するようにしましょう。約10%前後、保険料が安くなります。

なお、配偶者がゴールド免許を取得している場合は、記名被保険者を配偶者へ変更すると、ゴールド免許割引を利用することが可能です。

8. 新車を購入する場合は新車割引を利用する

車を買い替える予定がある方は、新車割引を利用しましょう。ほとんどの保険会社では、『保険開始日が初度登録年月(初度検査年月)から25ヶ月以内』であれば、新車割引が適応されます。

なお、名称は新車割引となっていますが、新古車や中古車でも条件を満たしていれば利用が可能です。

9. 20等級になったら『長期優良割引』の利用を検討する

長期優良割引とは、20等級の方のみ利用できる割引サービスです。主に、代理店型の自動車保険で扱っています。

前契約の契約期間が1年以上あることなど条件が設けられているため、事前に確認しておきましょう。割引率は、おおよそ1.5%から3%程度です。

40代におすすめの自動車保険とは?

2016年度の『オリコンの40代自動車保険満足度ランキング』、『価格コムの自動車保険満足度ランキング』を参考に、人気が高かった保険会社を3社ピックアップしました。

40代に人気の保険会社
第1位
セゾン自動車火災
第2位
チューリッヒ保険
第3位
ソニー損害保険

セゾン自動車保険は、40代から50代をターゲットとした保険会社です。お子さんを運転者にした際の、保険金額が安いといった特徴があります。

一方、チューリッヒとソニー損保は、家族構成、走行距離、保険金額、補償内容を細かく設定できるほか、ロードサービスの内容が優れている保険会社です。

上記3社に共通しているのは、補償内容の充実度はもちろんのこと、家族構成や車の利用頻度に合わせて、契約内容をカスタマイズできる点にあります。

つまり、40代の方に適した自動車保険は、ライフスタイルに合わせて契約内容を変更しながら、節約を図ることができる自動車保険だといえそうです。

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私は年間で57,230円の保険料を支払っていましたが、保険スクエアbang!という一括見積もりサイトを利用して、保険料を20,630円まで安くすることに成功しました。

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