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早めの契約・継続で保険料が安くなる!早期契約割引(早割)と継続契約割引

早めに自動車保険の契約をしたり、同じ保険会社で継続契約をすると保険料が節約できることがあります。

早期契約割引(早割)や継続契約割引といったサービス名で提供されており、一部の保険会社で扱っている割引サービスの1つです。

扱っている保険会社は限られますが、利用できる場合は有効に活用しましょう。

今回は、早期契約割引(早割)と継続契約割引の特徴だけではなく、適用条件、採用している保険会社、保険会社が割引をする理由等、詳しく取り上げていきます。

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早期契約割引(早割)について

早期契約割引(早割)とは、契約開始日よりも早く契約することで、保険料が安くなる割引サービスです。代理店型の保険会社では取り扱っていません。ダイレクト型(通販型)の保険会社の一部で取り扱っています。

早期契約割引を利用することができるタイミングは、新規契約時が一般的です。しかし、セゾン自動車保険のように、新規・継続契約の両方で利用できるケースもあります。

早期契約割引の適用条件とは?

早期契約割引の適用条件は、保険会社ごとで異なります。特に抑えておきたいのは、申込み期限です。

たとえば、保険始期日の前日からカウントして30日前までに契約を完了する必要があるなど、申込み期限は数パターンに分かれます。

そのため、新規契約の場合は、保険始期日を決めた上で割引が適用されるようにしましょう。一方、契約更新時にも早期契約割引を利用できる場合は、保険証券に記載されている満期日を確認してください。

満期日の確認方法が分からない場合は、保険会社へ問い合わせて確認することが可能です。とはいえ、近年はメールやハガキなどで満期日を知らせて貰うことができます。

ほとんどの保険会社では、満期日の2カ月前を目処に連絡があるため、いつまでに更新手続きを行えば良いのかチェックしておきましょう。

ちなみに早期契約割引は、ネット申込み限定となっていることがあります。その他、事故件数、契約条件、事故の内容によってネット契約できない場合、早期契約割引が適用不可となることもあるため注意してください。

早期契約割引を採用している保険会社を紹介

2017年7月現在、早期契約割引を採用している保険会社は以下の表のとおりです。

保険会社名 契約申込期限 早期契約割引額
イーデザイン損保
保険開始日の45日前
500円
セゾン自動車火災
始期日前日から50日前
始期日前日から30日前
早割50日:600円
早割30日:400円
※早割30日の場合、分割払にすると360円割引
上記2つの割引が合算されることはない
そんぽ24
保険満期日の30日前
500円
チューリッヒ
保険開始日の45日前
500円

今回リサーチしたところ、上記4社で採用していることが分かりました。

なお、大手代理店型保険会社、SBI損保、アクサダイレクト、三井ダイレクト、セコム損保といったダイレクト型保険会社では、早期契約割引を採用していません。

上記のとおり、イーデザイン損保、チューリッヒは同条件となっています。異なるのは、セゾン自動車火災とそんぽ24です。

セゾン自動車火災は、『保険始期日前日から30日前・50日前』のいずれかとなっており、それぞれ割引額が異なります。

新規・更新契約時の両方で利用することが可能です。ただし、早割50日と早割30日を同時に使うことはできません。

また、早割30日に限り保険料を分割払いにすると、割引額が減額されて360円となります。

一方、そんぽ24ですが、契約申込期限が『保険満期日の30日前』となっており、早期契約割引と証券省略割引適用前の保険料が2万円以上の場合に限り適用されます。

継続契約割引について

継続契約割引とは、自動車保険の契約更新時に利用することができる割引サービスです。

今回リサーチしたところ、5社で採用していることが分かりました。詳細は、このあと詳しく解説します。

継続契約割引の適用条件とは?

継続契約割引の適用条件ですが、公式WEBサイト上で明確な案内をしている保険会社は、イーデザイン損保と三井ダイレクトのみでした。その他の保険会社では、非常に簡単な案内しか行っていません。

参考までに、イーデザイン損保の適用条件をご紹介します。契約2年目以降から利用することが可能となっており、契約年数によって割引率は変動します。

また、『1年目の契約時』、『保険開始日が前契約の満期日もしくは解約日から8日以上経過した場合』、『中断証明書を適用する場合』は継続契約割引を利用することができません。

ちなみに、保険契約を継続した回数によって保険料の割引率が変動する点は、どの保険会社も共通しています。

継続契約割引を採用している保険会社とは?

2017年7月現在、自動車保険の継続割引を採用している保険会社は5社のみとなります。以下の表にまとめましたので、まずはこちらをご覧ください。

保険会社名 継続契約割引率 補足
ソニー損保
1~2%
保険契約を継続した回数によって割引率が変わる
継続回数1回目:1%
継続回数2回目:1.5%
継続回数3回目以降:2%
イーデザイン損保
0.5~3%
契約2年目以降、契約年数に応じて割引となる
継続回数1回目:0.5%
※継続回数が1回増える毎に0.5%アップ
6回目以降は3%
三井ダイレクト
1~2%
継続回数によって割引率が変わる
継続回数1回目:1%
継続回数2回目:1.5%
継続回数3回目以降:2%
そんぽ24
3%
継続回数ごとで割引率が変わるかは不明
JA共済
2%
自動継続特約を付加とするなど条件あり

4社はダイレクト型の保険会社ですが、JA共済でも継続契約割引を採用しています。

ただし、JA共済の場合は他社と異なり、『自動継続特約』を付帯することで自動継続割引が適用されるため、必ず契約時に確認しておきましょう。

上記のとおり、契約の継続回数によって割引率は変動する仕組みとなっており、最大割引率はイーデザイン損保の3%です。

そんぽ24とJA共済に関しては、継続回数ごとの割引率を公表しておらず、一貫して2%ないし3%の割引となるかは不明です。

ちなみに、大手代理店型保険会社、SBI損保、アクサダイレクト、チューリッヒ、セコム損保といったダイレクト型保険会社では、継続契約割引を採用していません。

継続契約時に使える!その他の割引について

継続契約時に使うことができる割引サービスは、継続契約割引だけではありません。たとえばソニー損保とイーデザイン損保では、珍しい割引サービスを提供しています。要点を以下にまとめましたので、参考にしてください。

ソニー損保の場合

ソニー損保は走行距離によって保険料が変動する仕組みとなっているため、差額保険料が生じた際は翌年の保険料から割引して貰うことが可能です。この割引サービスのことを『くりこし割引』といいます。

契約する際に申告した距離区分よりも、実際に走った距離が1,000km以上短かった場合のみ利用可能となるため、誰でも使うことができる割引ではありません。

他にも所定の条件があるため、継続契約時に適用となるか確認することをお勧めします。

イーデザイン損保の場合

イーデザイン損保で1年間無事故だった場合、翌年の保険料が2%割引となる『無事故割引』を利用することができます。

イーデザイン損保によると、2017年1月時点では業界唯一の割引サービスとのことです。

早期契約割引と継続契約割引はダイレクト型自動車保険だけなの?

結論からいいますと、JA共済を除き早期契約割引と継続契約割引を採用しているのはダイレクト型自動車保険のみです。

ダイレクト型自動車保険の場合、インターネット割引が適用されるケースがあるため、継続契約時に1万円+0.5%から3%ほど保険料が安くなることがあります。

極端に保険料が安くなるわけではありませんが、代理店型自動車保険では同様の割引を扱っていないため、保険料を抑えたい方に最適です。

一方、代理店型自動車保険の場合、類似する割引サービスは無いものの、継続契約時に『長期優良契約割』が適用されることがあります。

たとえば、AIU保険は10%割引、あいおいニッセイ同和損保は2%割引、三井住友海上は1.5%割引となるなど、保険会社ごとで割引率は様々です。

ただし、長期優良契約割は適用条件が厳しいため、誰でも気軽に利用できる割引サービスではありません。

前年度・当年度の等級が20等級であること、事故有係数適用期間が0年であること、前年度の契約期間に事故を起こしていないことなど、ごく限られた方しか対象とならないのです。

そのため、代理店型自動車保険よりも保険料が安く、様々な割引サービスを提供しているダイレクト型自動車保険の方が、保険料の節約につながりやすいといえます。

保険会社が割引をする主な理由とは?

なぜ、保険会社では保険料を割引するのでしょうか。

主な理由は『新規顧客を獲得したいから』、『既存契約者の流出を防ぎたいから』の2つです。まずは、以下の図をご覧ください。

『日本の損害保険 ファクトブック2016』より引用

元受正味保険料とは、保険契約者が保険会社へ支払った保険料のことです。91.7%の方は代理店型の自動車保険に加入していることが分かります。

一方、通販型は全体の7.8%です。ここでもう1つ資料をご覧ください。

株式会社クロスマーケティング『自動車保険に関する調査2016年』より引用

上図は、自動車保険乗り換え状況を表したものです。グラフの見方ですが、代理店型から別の代理店型へ乗り換えた方が43.2%。代理店型からダイレクト型へ乗り換えた方が49.2%といった意味合いとなります。

以上のことから、保険会社が割引をする主な理由は、以下2つのことがいえそうです。

代理店型の保険会社は『既存契約者の流出防止』を理由として保険料を割引している可能性が高い。
ダイレクト型の保険会社は『新規顧客の獲得』、『既存契約者の流出防止』を理由として保険料を割引している可能性が高い。

上記の内容は、推測に過ぎません。あくまでも一例として参考にしてください。また保険料は、契約内容を見直したり、保険会社を乗り換えるだけで大きな節約につながることがあります。

割引の有無だけを気にするのではなく、一括見積もりサービス等を利用しながら、適した自動車保険へ加入するようにしましょう。

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