保険料を安くする方法から保険の選び方まで徹底解説!自動車保険マニュアル。

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年齢別!30歳以上(30歳から34歳)の自動車保険の相場と選び方

20代の頃の保険料と比較すると、30歳から34歳の保険料は大幅に安くなることがあります。相場は、どのくらいの金額となるのでしょうか。

そこで今回は、30歳(30歳から34歳)の自動車保険の相場と選び方について取り上げながら、保険料の節約方法や自動車保険を選ぶ際の注意点など、詳しく解説していきます。

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30歳以上(30歳から34歳まで)の保険料の相場について

自動車保険は、30歳以上になると20代の頃よりも相場が下がります。ここでは、新規で契約した場合と、継続して契約した場合(13等級・17等級)の相場を見ていきたいと思います。
今回は、アクサダイレクトの見積もりツールを使用して保険料を算出しました。

見積もり前提条件

●都道府県:東京
●免許の色:ブルー
●走行距離:5,000km未満
●排気量:1501cc~2000cc
●ノンフリート等級:6

年齢 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
30歳
34,320円
50,750円
71,690円
32歳
33,780円
49,820円
70,280円
34歳
33,310円
49,040円
69,090円

まずは新規で契約した際の、30歳、32歳、34歳の保険料を算出しました。注目したいのは、年齢の違いによる保険料の差です。1,000円から2,000円程度の違いしかありません。

以上のことから、年齢の違いによる保険料の差はほとんどないといえそうです。続いて、継続契約で自動車保険に加入しているケースを見ていくことにします。

今回は、13等級・17等級の2パターンの保険料を算出することにしました。

継続:見積もり条件

●年齢:30歳
●都道府県:東京
●免許の色:ブルー
●走行距離:5,000km未満
●排気量:1501cc~2000cc

排気量 地域 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
660cc以下:ダイハツ タント
13等級
20,980円
28,520円
35,060円
17等級
18,950円
25,770円
32,390円
661cc~1500cc以下:トヨタ アクア
13等級
26,550円
36,750円
45,630円
17等級
24,710円
33,900円
41,510円
1501cc~2000cc以下:トヨタ プリウス
13等級
24,320円
35,670円
47,250円
17等級
21,830円
32,940円
42,960円
2001cc~2500cc以下:ホンダ オデッセイ
13等級
21,570円
33,080円
43,590円
17等級
20,380円
29,730円
39,790円
2501cc以上:トヨタ アルファ-ド
13等級
25,680円
38,090円
53,240円
17等級
23,050円
34,990円
47,310円

13等級と17等級の保険料の差は、おおよそ2,000円から3,000円程度となることが分かります。

ちなみに、上記の保険料は年齢を30歳として算出しましたが、参考までに34歳でも算出したところ、13等級・17等級共に数百円から2,000円前後しか違いはありませんでした。

以上のことから、30歳から34歳の自動車保険料は、等級や車両保険の有無によって若干変動することはあるものの、年齢の違いによる保険料の差はあまりないといえそうです。

30歳以上(30歳から34歳まで)の自動車保険の選び方とは?

30歳以上(30歳から34歳まで)の自動車保険の選び方は、主に4つのポイントがあります。

30歳を迎えたらすぐに『30歳以上補償』に変更する

運転者の年齢を制限することで、保険料が割引される仕組みのことを『運転者年齢条件』といいます。参考までに、各保険会社の年齢条件設定の区分を表にまとめました。

全年齢 21歳以上 26歳以上 30歳以上 35歳以上
あいおいニッセイ同和
×
朝日火災海上
×
AIU損保
×
共栄火災海上
×
損害ジャパン日本興亜
×
東京海上日動火災
×
大同火災海上
×
日新火災海上
×
富士火災海上
三井住友海上火災
×
そんぽ24
×
ソニー損保
×
イーデザイン損保
×
SBI損保
×
×
三井ダイレクト
×
アクサダイレクト
×
セゾン自動車火災
主に使用する方の保険開始日時点の年齢で1歳刻みの設定
チャブ損保
×
セコム損保
×
アメリカンダイレクト
主に使用する方と契約者の年齢で設定

ソニー損保やアクサダイレクトのように、30歳以上補償を扱っている保険会社は限定されることが分かります。

上記の内容を参考とした上で、30歳以上補償を扱っている保険会社へ加入している場合は、30歳になった時点で年齢条件を変更するようにしましょう。

30歳以上補償にするとどのくらい安くなるの?

13等級で、年齢条件を全年齢、26歳以上、30歳以上とした場合の保険料を比較してみることにしましょう。今回は、イーデザイン損保の見積もりツールを使用しています。

試算条件
車種
マツダデミオ(DJ3AS)
使用目的
主に日常・レジャー用
等級
13等級
走行距離
3,000km超5,000km以下
運転者
契約者本人・配偶者
免許の色
ブルー
記名被保険者
契約者本人
車両保険
165万円 免責:5万円~10万円
所有者
契約者本人
対人・対物
無制限
居住地区
東京都
人身傷害
3,000万円
年齢 年齢条件 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
30歳以上 全年齢
60,930円
81,980円
109,220円
26歳以上補償
36,140円
45,710円
58,100円
30歳以上補償
31,710円
39,460円
49,490円

全年齢と30歳以上補償を比較すると、2倍ほど保険料が異なる結果となりました。つまり、30歳以上補償の割引率は高いといえそうです。

一方、26歳以上補償と30歳以上補償を比較すると、最大1万円程度の差となっています。以上のことから、26歳以上補償と30歳以上補償の割引率は、それほど変わらないといえそうです。

等級によって対応方法は異なる

事故を起こして保険を使い等級が下がってしまった方と、順調に等級が上がっている方とでは、保険内容の見直し方や対応方法が異なります。要点は以下のとおりです。

等級が高い場合

継続契約で自動車保険に加入している30歳から34歳の場合、順調に更新を重ねていれば10等級を越えることがあります。

下記の表の割引率は平均的な数値となりますが、10等級の無事故の割引率を見ると45%割引です。

等級 無事故の割増引率 有事故の割増引率
7等級
30%割引
20%割引
8等級
40%割引
21%割引
9等級
43%割引
22%割引
10等級
45%割引
23%割引
11等級
47%割引
25%割引
12等級
48%割引
27%割引
13等級
49%割引
29%割引
14等級
50%割引
31%割引
15等級
51%割引
33%割引
16等級
52%割引
36%割引
17等級
53%割引
38%割引
18等級
54%割引
40%割引
19等級
55%割引
42%割引
20等級
63%割引
44%割引

つまり20代の頃の保険料と比較すると、かなり安くなっていることがあるのです。そのため、新たに特約をつけるなどして補償内容を充実させても、それまでと保険料はあまり変わらないことがあります。

等級が低い場合

事故を起こして保険を使っている場合、等級の進行は遅くなります。また、3等級ダウン事故は3年、1等級ダウン事故は1年間事故有りの割引率が適用されるため、20%から30%の低い割引率が適用されていることも少なくないものです。

上記のようなケースの場合、保険料を節約するためには、必要最低限の補償内容に変更することがポイントとなります。

たとえば、自損事故は自腹で修理することにして、補償範囲が狭いエコノミー型へ変更する方法や、車両保険を外す方法等が有効です。

他にも、車両料率クラスの数字が小さい車に乗って、保険料全体を下げる方法も検討しましょう。車両料率クラスとは、車の型式ごとの事故率に応じて、保険料率を区分している仕組みのことを指します。

対人賠償、対物賠償、傷害、車両保険の4つの補償を、リスクに応じて1から9段階に区分し割引率を細かく設定しているのです。数字が小さいほど、割引率は高くなります。

一般的に、コンパクトカーは車両料率クラスの数字が小さい傾向にあるため、意図的にコンパクトカーに乗ることで保険料を抑えることが可能です。

結婚をした際の自動車保険の注意点4つ

30代になると結婚をされている方もいらっしゃると思います。
その際、奥さん・旦那さんが運転をする方でしたら、年齢条件を年齢の低い人に合わせる必要があります。
他にも30歳を超えて結婚した場合、いくつか注意して頂きたいポイントがありますので、下記にまとめてみました。

配偶者の年齢によって年齢条件を見直す

結婚をして配偶者も車を運転する場合、年齢条件の設定を年齢が低い方に合わせる必要があります。たとえば、夫が33歳・妻が26歳の場合、妻の年齢に合わせて年齢条件を26歳以上補償にする必要があるのです。

配偶者も運転するなら『配偶者・本人限定』へ変更する

配偶者も車を運転する場合、運転者の範囲を『配偶者・本人限定』とする必要があります。契約内容が『本人限定』のままの場合、設定を変更しましょう。

『人身傷害保険』、『搭乗者傷害保険』の契約内容を見直す

結婚をして夫婦で運転をする場合、万が一の事故に備えて人身傷害保険と搭乗者傷害保険の契約内容を見直しておきましょう。

事故によるケガで仕事を休む必要があったり、入院をしてしばらく働けなくなった場合など、家族の生活のことを考えて備えておく必要があります。

ただし、生命保険や医療保険に加入している場合は、人身傷害保険の上限を3,000万円程度に設定し、ケガの補償のためだけに使うといった方法も1つです。

また、生命保険や医療保険にて死亡・後遺障害をカバーしているのであれば、搭乗者傷害保険に加入しなくても、特に差支えはないことがあります。

結婚を機に姓が変わるときは手続きが必要

結婚を機に姓が変わる場合、改姓の手続きが必要です。保険会社ごとで手続き方法は異なりますが、たとえばソニー損保の場合はWEBサイトから受付が可能です。

受付後、手続書類が郵送されますので、必要事項を記入した上で返送してください。なお、書類の宛名は改正後の名前で郵送されます。

保険料を安くする6つのポイント

30歳から34歳の保険料を安くするポイントは、全部で6つあります。要点を以下にまとめましたので、参考にしてください。

年間走行距離の設定をチェックする

年間の走行距離は、リスク要因の1つとされているケースがほとんどです。走行距離が短い場合は、保険料を抑えることができます。

距離の区分は保険会社によって異なりますが、極端に違いがあるわけではありません。

参考までに、チューリッヒが公式WEBサイトで案内していた内容を以下にまとめました。

使用目的 使用頻度 年間予定走行距離
日常・レジャー使用 あまり使用しない
~3,000km以下
月に300km程度
3,000km以上5,000km以下
月に700km程度
5,000km以上10,000km以下
通勤・通学使用 片道10km程度
※毎日の通勤
5,000km以上10,000km以下
毎日の通勤
休日に買い物とレジャーで使用
10,000km以上15,000km以下
毎日の通勤
休日にロングドライブをすることもある
15,000km以上~
業務使用 毎日の業務で使用する
10,000km以上15,000km以下
毎日の業務で使用する長距離使用
15,000km以上~

車両料率クラスが低い車を検討する

先述したとおり、車両料率クラスが低い車に乗ることで、保険料を節約することが可能です。実際にどのくらい保険料は変わるのか、イーデザイン損保の見積もりツールを使用して、保険料を算出してみることにしましょう。

今回は、マツダデミオの3つの型式を取り上げました。

試算条件
車種
マツダデミオ(DJ3AS)
使用目的
主に日常・レジャー用
等級
12等級/30歳
走行距離
3,000km超5,000km以下
運転者
契約者本人・配偶者
免許の色
ブルー
記名被保険者・所有者
契約者本人
車両保険
195万円 免責:5万円~10万円
年齢条件
30歳以上保証
対人・対物
無制限
居住地区
東京都
人身傷害
3,000万円
型式 車両保険なし 車両保険あり
「車対車+A」
車両保険あり
「一般」
型式別料率クラス
DJ5AS・標準
30,350円
38,470円
48,980円
車両4・対人4・対物3・傷害4
DJLFS・標準
32,020円
38,790円
47,540円
車両3・対人4・対物4・傷害4
DJ3AS・標準
32,020円
40,140円
50,650円
車両4・対人4・対物4・傷害4

車両保険なしと車両保険ありの保険料を比較すると、型式ごとでやや異なることが分かります。マツダデミオの場合、保険料に極端な差は見られませんでしたが、車種によっては型式が異なることで保険料の差が大きくなることがあるものです。

見積もりを算出した上で、保険料の節約を図るようにしましょう。

安全装置による割引サービスを考える

近年の自動車には、様々な安全装置が搭載されています。たとえば、ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)、イモビライザー、盗難異常通報装置、エアバック、自動ブレーキ等、安全装置の種類は様々です。

複数の安全装置が搭載されている自動車は、事故率や盗難率が低い傾向にあるため、保険料は安くなります。

そのため、これから車を買い替える予定がある方は、できるだけ多くの安全装置が搭載された車に乗り換えることで、保険料を節約することが可能です。

車両保険の契約内容を必要に応じて見直す

車両保険は市場評価額によって補償限度額が変動するため、補償額が低い場合は敢えて加入しない方法もあります。とはいえ、念のため車両保険を付けておきたい場合は、補償範囲と免責の設定を見直すようにしましょう。

そもそも車両保険は、一般型とエコノミー型に分かれます。エコノミー型の場合、自損事故や当て逃げなどの補償はされませんが、一般型よりも保険料を抑えることができます。

そのため、小さな傷や凹みは修理しないと決めている方は、エコノミー型に加入しましょう。一方、一般型の場合ですが、新車を購入したばかりの方や、補償を充実させておきたい方は加入をお勧めします。

ただし保険料が高くなるため、免責(自己負担額)を設定して保険料を節約しましょう。

ゴールド免許割引が使えるときは活用する

30歳から34歳で、ゴールド免許を所有しているケースはそれほど多くはありませんが、もしも所有している場合は割引が使えるか確認しておきましょう。

たとえば、ソニー損保、SBI損保、チューリッヒ、三井住友海上などで扱っています。

また結婚をした際、配偶者がゴールド免許を取得している場合は、記名被保険者(主に運転する方)を配偶者へ変更することで、ゴールド免許割引を利用することが可能です。

不要な特約はないか見直す

契約内容を見直した上で、不要な特約がある場合は外すようにしましょう。たとえば、車内身の回り特約は、一見便利そうに見える特約ではありますが、補償対象となる身の回り品が限定されています。

他にも、修理中の代車費用が補償される代車費用特約や、日常生活で起きた賠償責任が補償される個人賠償責任特約など、活用するシーンがあまりない特約がいくつかあります。

補償内容や補償を外した際の保険料を確認した上で、不要と判断した場合は外すようにしましょう。

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私は年間で57,230円の保険料を支払っていましたが、保険スクエアbang!という一括見積もりサイトを利用して、保険料を20,630円まで安くすることに成功しました。

保険スクエアbang!は、見積もり結果がブラウザ上に表示されるので、すぐに保険料を知りたい方にはかなり便利なサービスだと思います。

ちなみに、難しいことは一切していません。5分くらいで出来てしまいました。見積もりサービスと聞くと、資料が大量に送られてくるんじゃないの?電話などの勧誘やセールスがくるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そんなことは一切ありませんでした。

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