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軽自動車の保険相場はいくら?普通車の自動車保険料とどれくらい違う?

自動車保険の場合、軽自動車の保険料は普通自動車よりも安いといわれることがあります。実際のところ、保険料はどのくらい違うものなのでしょうか。

そこで今回は、軽自動車の保険料について取り上げながら、軽自動車の保険の特徴・種類、保険料の相場、普通自動車の保険料との比較など、詳しく解説していきます。

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軽自動車の保険の特徴と種類について

軽自動車の保険料を理解する上で、特徴と種類を抑えておくことは重要です。ここでは、軽自動車の保険の特徴と種類について、それぞれ分けて解説していきます。

軽自動車の保険の特徴

軽自動車の保険は、「軽自動車には型式別料率クラスが適用されない」という特徴があります。
型式別料率クラスとは、自家用普通乗用車、自家用小型乗用車のみ適用される料率のことを指します。

型式別料率クラスは、車の型式毎に設定されていて、事故リスクに応じて1~9つの段階に分類されています。

事故リスクが高くなるにつれて、数字が大きくなる仕組みです。数字が大きければ保険料は高くなります。

軽自動車は、この型式別料率クラスが適用されません。つまり同じ保険会社内であれば、車の車種や型式が異なっても保険料は変わらないのです。

『スズキのワゴンR』と『ホンダ ライフ』のケースを例に挙げながら、実際の保険料を見ていくことにします。

保険会社 車種
スズキ ワゴンR
車種
ホンダ ライフ
型式:MH35S-660
4WD FA
型式:MH55S-660
ハイブリットFX
型式:660 4WD
ディーバ
ターボパッケージ・JC2
型式:660 4WD
ディーバ
ターボパッケージ・JC1
イーデザイン損保 47,360円 47,360円 47,360円 47,360円
セゾン自動車火災 41,570円 41,570円 41,570円 41,570円

今回は、車両保険なしの保険料のみ算出しました。車両保険は市場評価額によって保険料が変動するため、同じ車種でも型式が異なると保険料が変変わります。そのため、比較しやすくするためにも、今回は取り上げませんでした。

上記の表のとおり、イーデザイン損保とセゾン自動車火災の保険料に違いはあるものの、同じ保険会社内であれば車種や型式による保険料の違いはありませんでした。以上のことからも、軽自動車は型式別料率クラスが適用されていないことが分かります。

1つ注意したいのは、2018年より軽自動車に関しても型式別料率クラスが導入される見込みとなっていることです。型式によって、最大2倍近く軽自動車の保険料が異なる様子ですので、詳細は保険会社へ確認するようにしましょう。

軽自動車の保険の種類

軽自動車の車種は、貨物自動車(4ナンバー黄色)、乗用自動車(ナンバー5黄色)、特殊用途自動車(8ナンバー)の3つです。

貨物自動車は、軽トラックや軽バン。乗用自動車は、軽トラックや軽バン以外の軽自動車となります。特殊用途自動車は、キャンピングカーなどです。そのため、この項では4ナンバーと5ナンバーについて取り上げます。

4ナンバーと5ナンバーの保険料ですが、2017年7月現在、特に違いはありません。しかし、以前はナンバーの種類によって保険料が異なりました。理由は、年齢条件の設定可否にあります。

以前、年齢条件の設定が可能だったのは5ナンバーのみでした。4ナンバーは、年齢条件の設定ができなかったのです。

そのため、年齢条件を設定することで保険料が安くなる方は、5ナンバーの乗用自動車に乗った方が保険料を安く抑えることができました。

一方、若年層(18歳から25歳まで)の方は、年齢条件を設定すると保険料が高くなるため、年齢条件の影響を受けない4ナンバーの車に乗った方が保険料は割安だったのです。

1998年に保険業法が改定され、保険料が自由化となってからは、個人利用の4ナンバーに限り年齢条件を設定するケースが増えています。以上のことから、4・5ナンバーによる保険料の違いはなくなったのです。

軽自動車の保険料の相場ってどのくらい?

ここでは、軽自動車の保険料の相場について詳しく解説したいと思います。算出条件と年齢別の保険料を表にまとめましたので、まずはこちらをご覧ください。

なお、保険料を算出する際は、アクサダイレクトの『保険料スピード診断』ツールを使用しています。

算出条件
保険の種類
自動車保険
排気量
(軽)600cc以下
お住まいの地域
東京
年間予想
最大走行距離
5,000km未満
免許証の色
ブルー
等級
初めて加入する
使用目的
日常レジャー用
車種
軽四輪乗用車
年齢条件特約
年齢によって異なる
運転者限定特約
家族型
対人・対物賠償
無制限
無保険車傷害保険
2億円
車両保険金額 ※1
115万円
車両保険免責金額
7-10万円
身の回り品保険金 ※1
10万円
人身傷害補償特約
3,000万円

※1:スタンダードタイプ、フルカバータイプの保険商品(共に車両保険付)のみ適用

年齢 年齢条件 エコノミータイプ
車両保険なし
スタンダードタイプ
「車対車 + A」
車両保険付
フルカバータイプ
一般車両保険付
20歳 全年齢補償
96,480円
134,780円
179,380円
21歳 21歳以上補償
52,200円
72,990円
95,620円
26歳 26歳以上補償
29,720円
40,500円
51,080円
30歳 30歳以上補償
28,770円
37,970円
47,830円
35歳
27,770円
37,500円
45,770円
40歳
27,030円
36,540円
45,530円
50歳
27,830円
37,940円
46,680円
60歳
29,460円
39,340円
50,050円

3つのポイント

20歳と21歳の場合、他の年齢よりも大幅に保険料が高くなる
年齢条件が26歳・30歳以上補償となる場合、年齢による保険料の差はほぼない
年齢が若くなるほど車両保険あり・なしの保険料の差が大きい

上記3つのポイントを参考にしながら、もう少々詳しく解説していくことにします。まず①ですが、最も保険料が高かったのは20歳でした。年齢条件が『全年齢補償』となるため、車両保険あり・なしにかかわらず、他の年齢よりも保険料が大幅に高くなっています。

21歳に関しては、21歳以上補償の年齢条件が適用されるため、20歳よりも保険料はやや割安です。しかし、他の年齢よりも保険料が高いことが分かります。

続いて②ですが、年齢条件が26歳・30歳以上補償となる場合、保険料に大幅な違いはありませんでした。数千円ほど異なることはありますが、大きな負担となる金額ではないといえます。

最後の③ですが、特に20歳と21歳の場合、車両保険ありとなしの保険料の差が他の年齢よりも大きくなっています。参考までに20歳の保険料を例に挙げながら、保険料の差をみていくことにしましょう。

上記をご覧いただくと分かるとおり、20歳の保険料はエコノミータイプ(車両保険なし)96,480円、スタンダードタイプ(「車対車+A」車両保険あり)134,780円、フルカバータイプ(一般車両保険)179.380円となっています。

エコノミータイプとスタンダードタイプの差は38,300円、エコノミータイプとフルカバータイプの差は82,900円です。

一方、26歳以上の年齢になってくると、車両保険ありとなしの保険料の違いはそれほど極端ではありません。以上のことから、年齢が若い方ほど車両ありとなしの保険料の差異が大きいことが分かります。

軽自動車と普通自動車の保険料はどのくらい違うの?

冒頭でも触れたとおり、車の保険は軽自動車の方が安いといった声を耳にすることがあります。とはいえ、普通車の保険料と軽自動車の保険を比較した場合、どのくらい違うものなのでしょうか。

前項と同様、アクサダイレクトの見積もりツールを使用して、普通車・軽自動車の自動車保険の保険料を比較してみました。算出条件は、以下の表のとおりです。

なお、年齢は20歳・30歳・40歳の3パターンとしています。

算出条件
保険の種類
自動車保険
排気量
(軽)600cc以下
(普通)1501cc~2,000cc以下
お住まいの地域
東京
年間予想
最大走行距離
5,000km未満
免許証の色
ブルー
等級
初めて加入する
使用目的
日常レジャー用
車種
軽四輪乗用車
普通乗用車
年齢条件特約
年齢によって異なる
運転者限定特約
家族型
対人・対物賠償
無制限
無保険車傷害保険
2億円
車両保険金額 ※1
115万円
車両保険免責金額
7-10万円
身の回り品保険金 ※1
10万円
人身傷害補償特約
3,000万円

※1:スタンダードタイプ、フルカバータイプの保険商品(共に車両保険付)のみ適用

年齢 保険のタイプ 軽自動車 普通車
20歳
(全年齢補償)
エコノミータイプ
車両保険なし
96,480円 118,380円
スタンダードタイプ
「車対車+A」車両保険
134,780円 182,430円
フルカバータイプ
一般車両保険付
179,380円 259,350円
30歳
(30歳以上補償)
エコノミータイプ
車両保険なし
28,770円 33,390円
スタンダードタイプ
「車対車+A」車両保険
37,970円 49,400円
フルカバータイプ
一般車両保険付
47,830円 69,820円
40歳
(30歳以上補償)
エコノミータイプ
車両保険なし
27,030円 32,370円
スタンダードタイプ
「車対車+A」車両保険
36,540円 46,190円
フルカバータイプ
一般車両保険付
45,530円 65,100円

3つのポイント

軽自動車よりも普通車の方が保険料は高い
20歳の保険料は他の年齢よりも明らかに高い
30歳と40歳の保険料は軽自動車・普通車ともにそれほど変わらない

まず①ですが、上記の表をご覧いただくと分かるとおり、普通車の自動車保険と軽自動車を比較すると、普通車の保険料の方が高くなっています。

続いて②ですが、軽自動車・普通自動車ともに、20歳の保険料が非常に高い結果となりました。

特に普通車の保険料の場合、保険のタイプの違いに関係なく、保険料が10万円を超えています。

また、フルカバータイプ(車両保険あり)になると、年間の保険料が20万円を超えるため、かなりの負担になるといえそうです。

最後の③ですが、30歳と40歳の場合、軽自動車と普通自動車で保険料は異なるものの、おおよそ5,000円から2万円の範囲内で違いが見られる程度でした。

ちなみに、保険料は保険会社ごとで異なります。実際の保険料は、必ず保険会社へ確認するようにしましょう。

軽自動車でも車両保険は必要なの?

結論から言いますと、車両保険が必要かどうかはケースバイケースです。今回は3つの判断基準を取り上げながら、詳しく解説していくことにしましょう。

車体の市場評価額によって判断する

車両保険の上限額は、自由に設定することができないものです。車体の市場評価額によって変動するため、設定範囲が予め決まっています。

そのため、市場評価額が低く、いざというときにあまり保険金を貰うことができない場合は、敢えて車両保険に加入しないのも1つの方法です。

逆に、市場評価額が高く、保険金の設定額が高い場合は、車両保険に加入しておいた方が安心できます。ただし、市場評価額は経年によって低くなるため、保険を更新するたびに見直すようにしましょう。

ローンの有無で判断する

ローンで車を購入している場合、事故により車が廃車になると高額なローンだけが残る可能性があります。そのようなときは、車両保険に加入しておいた方が安心です。

ただし、1点注意したいことがあります。保険金の設定金額や事故の損害状況によって、支払われる保険金額は異なるものです。

そのため、保険金でローンを完済できるとは限りません。その点を踏まえた上で、車両保険への加入を検討しましょう。

なお、ローンがほとんど残っておらず、車両の市場評価額が低い場合は、車両保険に加入しなくても問題ありません。

車の使用頻度によって判断する

車の使用頻度が低い場合、事故に遭遇する可能性は低くなります。そのため、必ずしも車両保険に加入する必要はありません。

新車の場合は加入しておくことをお勧めしますが、車両の市場評価額がそれほど高くなかったり、少額の修理は自腹で対応する予定であれば、車両保険を外しても問題はないといえます。

一方、通勤や通学などで頻繁に車を運転する場合ですが、事故に遭遇する可能性が高くなるため、万が一に備えて車両保険への加入を検討しましょう。

ただし、車両の市場評価額がそれほど高くはなく、事故で車が壊れた際、修理せずに買い替えるのであれば、車両保険に加入する必要はありません。

軽自動車の保険料を安くするポイント3つ

軽自動車の保険料を安くするポイントは、主に3つあります。要点を以下にまとめましたので、参考にしてください。

保険料の節約につながる特約を付帯する

軽自動車の保険料の場合、普通自動車のように補償内容や特約を工夫したからといって、保険料が大幅に変わることはありません。とはいえ、保険料の節約につながる特約は、一通り付けるようにしましょう。

たとえば、運転者限定特約と年齢条件特約の2つは必ず設定することをお勧めします。また特約だけではなく、免許証の色、使用目的、年間走行距離など、保険料に直接関係してくる条件を設定することも保険料の節約につながるものです。

保険会社の公式WEBサイトにある見積ツールを活用すると、条件ごとの保険料を確認することができるため、数パターンを設定し保険料をチェックしておきましょう。

車両保険をつけるか検討する

軽自動車の保険料は、車両保険あり・なしで大きく異なってきます。そのため、保険料を節約したい場合は、車両保険の加入について検討しましょう。

そもそも車両保険は、一般タイプとエコノミータイプに分かれており、一般タイプよりも補償範囲が狭いエコノミータイプであれば、保険料を安く抑えることが可能です。

どの程度、補償範囲が狭くなるのか確認しておく必要はありますが、年間の保険料が数万円変わってくることがあるため、見積もりを取って保険料を比較しましょう。

また、車両保険の場合は、免責を設定することで保険料を抑えることも可能です。免責とは、簡単にいうと自己負担する金額のことを指します。

一般的には、免責額が5万円や10万円となるケースが目立ちますが、設定する免責額に迷った場合は保険会社へ相談しましょう。

複数社の見積もりを比較する

できるだけ保険料を安く抑えたいときは、複数社から見積もりを取り寄せて比較するようにしましょう。なぜなら、保険会社ごとで保険料は異なるからです。

また、保険料の安さを重視する場合、代理店型よりもダイレクト型の方が割安となります。契約条件が全く同じでも、代理店型とダイレクト型の保険料を比較した際、年間保険料が数万円違ってくることは珍しくありません。

ただし、ダイレクト型の自動車保険の場合は、自ら補償内容を設定することになるため、自動車保険に関する基本的な内容を理解しておく必要があります。

その点をクリアすることができれば、ダイレクト型は軽自動車保険としておすすめできますので、いくつか見積もりを取り寄せてみてください。

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私は年間で57,230円の保険料を支払っていましたが、保険スクエアbang!という一括見積もりサイトを利用して、保険料を20,630円まで安くすることに成功しました。

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