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富士火災の自動車保険 口コミ・評判から顧客満足度を評価!各種ランキングも徹底リサーチ

富士火災は大正7年に「日本簡易火災保険」として誕生し、昭和27年から自動車保険の販売を始めました。代理店型自動車保険の中では、評価が高い保険会社として知られており、保険会社としての規模はそれほど大きくはないものの、堅実な経営を続けています。

しかし2018年1月1日より、富士火災は同グループのAIU保険と合併するため、自動車保険の評価が変わる可能性がありそうです。

今回は、2017年12月現在の富士火災の自動車保険の口コミ、評判について取り上げながら、顧客満足度を独自評価していきます。

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富士火災の自動車保険の特徴について

富士火災は、1918年4月創業の歴史ある保険会社です。派手な宣伝や広告は一切出していないため、若い世代の方は富士火災の名前を耳にしたことがないかもしれません。

ただし、知名度はいまいちではあっても、事故対応力や補償品質の高さは多くの方から評価されてきました。そんな富士火災ですが、創立100年を迎える前に「AIU保険」との合併が決まり、2018年1月1日より「AIG損害保険」へと社名が変わります。

元々、富士火災はAIU保険と同じAIGグループの一員だったこともあり、合併の話が進んでいたようです。あいおいニッセイ同和のように、合併後に著しく評判を落とすケースもありますが、富士火災とAIUの場合はそのような心配はないかもしれません。

というのも、2016年頃からAIU保険の評判は一段と高くなっており、CS(顧客満足度)調査の権威である「J.Dパワー」総合ランキングにて、1位を獲得しているからです。

また、2位は富士火災であるため、合併したからといって補償品質が著しく落ちる可能性は低いといえます。

ちなみに、合併後の補償内容ですが、ほぼ富士火災の補償内容と同じです。若干違いはあるものの、今まで富士火災に加入していた方は、そこまで違和感はないといえます。2018年以降の評判がどのように変化していくのか、随時チェックしたいものです。

押さえておきたい3つの注目ポイント

富士火災の注目ポイントは、以下の3つです。

スピーディーな事故対応を実現

富士火災は、24時間365日事故対応を受付けています。事故相談センターの拠点数は189箇所(2017年7月1日現在)と多くはありませんが、日本各地に設置されているため、事故対のスピードが遅いといったことはなさそうです。

また、パッケージ販売されている緊急時のサービス「損害サービスパッケージ」は、10種類のサービスで構成されており、内容がとても充実しています。その他にも5種類の事故対応サービスを提供しているため、事故対応力を重視したい方に最適です。

なお、10種類の「損害サービスパッケージ」と5種類の事故対応サービスの概要は、以下の通りとなります。

損害サービスパッケージ

安心コール1(ワン)、モバイルサービス、事故現場「電話代理対応」、QPSサービス、ロードレスキュー・ロードレスキューミニ、緊急アシストサービス、指定修理工場、休日面談サービス、ホームサービス(住まいのホットライン)、アーキテクトサービス。

事故対応サービス

モバイルサービス、事故現場「電話代理対応」、火災現場急行サービス、ワールドデスクサービス、スーツケース引取り修理サービス。

カーライフに合わせた充実の補償

富士火災は、全部で4種類の自動車保険を提供しています。違いが分かりづらい点が少々ネックですが、ニーズに合わせて加入できるため、補償設計や保険料に無駄がありません。主な自動車保険の概要は、以下のとおりです。

ベリエスト:補償がセット販売されている自動車保険
MUSE(ミューズ):免許を取得したばかりの方や、ファミリー向けの自動車保険
FAI(一般用総合自動車保険):ニーズに合わせて自由に補償設計できる自動車保険
FAPNEO(家庭用総合自動車保険):リスク細分型の自動車保険。より細かな設計が可能

一般的には、FAIもしくはFAPNEOを利用する機会が多く、保険料の節約を考えるのであれば、FAPNEOがもっとも適しているといえます。

休日・深夜も平日と同じ初期対応サービスを提供

富士火災では、「セイフティ24コンタクトセンター」にて事故受付をしています。24時間365日、事故受付をしている点は他社と変わりませんが、初期対応サービスも時間を問わず実施しているため、いざというときに安心です。

事故状況によっては、初期対応が困難なケースもあるようですが、相手方への連絡、代車の手配、病院への手配等、すべて富士火災のスタッフが対応します。

また、「安心コール1」の契約がある場合、事故受付完了後から約1時間以内に初期対応状況をお知らせして貰えます。

富士火災の良い口コミ・悪い口コミを公開

ネット上で公開されていた、富士火災の自動車保険の良い口コミ・悪い口コミを以下にまとめました。

良い口コミの代表例
事故対応が早く安心できた
ロードサービスの対応が丁寧だった
事故処理がとても早かった
担当者の対応がとても丁寧で信頼できた
自分が加害者、被害者のときも親切で迅速な対応をしてもらえた
ロードサービスが充実しているように感じる
補償内容が他社より優れていると感じた
細かな配慮が行き届いている自動車保険
事故対応は他社よりも長けていると感じる
しつこい勧誘がないので安心できる
悪い口コミの代表例
対応は丁寧だけど説明が分かりづらいところがあった
保険料は安くないと感じる
大きな不満はないがこれといったメリットを感じない
マニュアル通りの対応だったので残念に感じた
担当者によって応対品質が違う
事故処理にとても時間が掛った
担当者のやる気を感じない
過失割合の決め方が曖昧で分かりづらい
コールセンターのやりとりのとき不便さを感じた
こちらの意見を全く聞いてもらえなかった

富士火災の自動車保険の口コミを総評

富士火災の場合、補償品質が高く、顧客対応の質が良いといった高評価が目立ちます。また、事故対応や事故処理がとても早く、安心できたという声も多く寄せられていました。

一方で、担当者の当たり外れが大きい印象を受けます。高評価の口コミと正反対の口コミ内容が散見されるため、手放しで事故対応力が高いとは言い難いところです。

補償内容に関しては、充実している半面「分かりづらい」「理解しづらい」といった意見が複数寄せられていました。確かに、4つの保険商品は区別しづらい点があり、初めて富士火災に加入する方は分かりづらいところがあります。

ただし、問い合わせると親切に案内して貰える様子が伺えたため、加入を検討する際は問い合わせることで適切なプランを紹介してもらえそうです。

それからロードサービスに関しては、比較的高評価を得ていました。対応が早く的確な処置をして貰えるとの声が多く、事故や修理が必要となった場合は安心してお任せできるといえます。

もう1つ触れておきたいのは保険料に関連する口コミです。富士火災の場合、保険料は高めに設定されているため、節約重視の方には不向きな自動車保険です。

ただし、口コミを見ている限りでは、補償内容に見合った保険料となっているケースが多く、多少保険料が高くても納得した上で加入している様子が伺えました。

全体をとおして富士火災の事故対応力は高く評価されていることもあり、補償を重視したい方にとって、満足できる自動車保険だといえそうです。

AIU保険と合併後、これらの口コミの評価がどうのように変わるのか気になるところですが、AIU保険と富士火災は、2017年時点の口コミ全体評価がそれほど悪くはありません。そのため、極端に自動車保険の品質が悪くなる心配はなさそうです。

富士火災の自動車保険の保険料を独自ランキングでチェック

同じ見積もり条件で14社の自動車保険料を算出し、独自でランキングを作成しました。

富士火災の保険料は、他社と比較するとどのくらい安いのでしょうか。まずは以下の図をご覧ください。

見積もり条件

試算条件
被保険者の設定
年齢
41歳
ノンフリート等級
11等級
運転者年齢条件
35歳以上補償
トヨタ ノア
初度登録年月 平成17年12月
免許の色
ブルー
使用目的
日常生活・レジャー
年間走行距離
3,000km~5,000km
基本補償設定
対人賠償
無制限
対物賠償
無制限
人身傷害
3,000万円
搭乗者傷害
0円
車両保険
なし
特約
家族限定特約

上記の見積もり条件で14社の保険料を算出した結果、以下のとおりとなりました。ランキング形式で表にまとめています。

ランキング結果

順位 保険会社名 年間自動車保険料
1
SBI損保
23,570円
2
三井ダイレクト損保
25,470円
3
アクサダイレクト
25,930円
4
チューリッヒ
26,365円
5
ソニー損保
27,980円
6
イーデザイン損保
28,320円
7
セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)
28,390円
8
セコム損保
33,040円
9
そんぽ24
34,370円
10
朝日火災
39,870円
11
損保ジャパン日本興亜
43,240円
12
三井住友海上
45,570円
13
あいおいニッセイ同和
45,830円
14
東京海上日動
48,300円

富士火災の場合、公式WEBサイト上で見積もり算出ルールを提供していないため、保険料を算出することはできませんでした。

しかし、それでは全く参考にならないため、オリコンが毎年発表している保険料のランキングから、富士火災の評価をご紹介することにします。

リサーチしたところ、2017年度の保険料部門は10位。2015年度は10位圏外でした。保険金支払いまでのスピードは早いようですが、保険料については「高い」といった口コミが目立ちます。

また、オリコン以外の口コミによると、損保ジャパン日本興亜よりも若干高いといった声がいくつかありました。そのため、今回のランキングでいうと10位から14位あたりにランクインする可能性が高いといえそうです。

以上のことから、保険料の安さを重視する方は、富士火災以外の保険会社の中から選択することになるといえます。

富士火災の自動車保険の顧客満足度

2017年度に発表された、富士火災のランキング結果をご紹介します。

まずは、以下の表をご覧ください。

ランキングの種類 順位
J.D.パワー「2016年 日本自動車保険事故対応満足度調査」
2位
価格コム「自動車保険 満足度ランキング(2017年)」
10位圏外
オリコン「事故対応 満足度ランキング」
5位
楽天「総合満足度ランキング」
6位圏外
goo「事故対応で選ぶ!自動車保険の顧客満足度ランキング」
5位
保険スクエアbang「総合満足度ランキング」
5位圏外

いくつかランキング圏外になったところもありますが、2016年の富士火災の顧客満足度は比較的高いといえそうです。

CS(顧客満足度)調査機関の権威である「J.Dパワー」の事故対応満足度は2位、オリコンの事故対応満足度で5位、gooでも5位を獲得しています。

事故対応に関する口コミは賛否両論でしたが、事故対応力は高い保険会社といえそうです。

ただし、2017年のランキングでは、若干ランクダウンしている様子が伺えました。2018年1月1日にAIUと合併したあと、どのような結果となるのか注目したいところです。

なお、口コミのところでも前述したとおり、富士火災の場合は顧客対応にムラがある点が気になります。

ただし、総合ランキングでの評価は全体を通してそれほど悪くはないため、ごく一部の担当者の対応に問題がある可能性が高そうです。

以上のことから、AIUと合併したあと、富士火災の良さが損なわれることなく、更に品質の高い自動車保険が提供されることを期待したいといえます。

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